小鹿田焼の里
日田市の北部に位置し、高塚山の麓にある「小鹿田焼の里(おんたやきのさと)」は、
1705年に柳瀬三右衛門により開窯されました。
谷川の水を利用した唐臼(からうす)で土を砕く、時間をかけた陶土作づくりと
全工程昔ながらの手仕事で陶器づくりを続けている集落は世界的にも珍しいのです。
今でも日用的に使われる什器として親しまれています(^^)/
昭和29年に英国の陶芸家バーナード・リーチ氏が訪れた後に、
欧州で開かれた世界工芸展でグランプリ大賞、各地の展覧会でも数々の受賞をしました。
受賞をきっかけに全国的に有名になり、昭和45年には国の記念保存文化財に指定された工芸品です!
また、陶土を挽く唐臼の音は「日本の音風景100選」、地区全体は重要文化的景観として認定されています。
静かな里のあちこちで響く唐臼の音は、不思議と心を落ち着かせてくれます(*´▽`*)
【小鹿田焼について】
小鹿田焼は、飛び鉋(かんな)や刷毛目(はけめ)、櫛書き、打ち掛け、掛け流しなどの技法で表現される、
飾り気のない雰囲気を特徴とした陶器です。
これらは開窯から300年以上経った現在に至るまで、一子相伝の世襲制のもと、
当時の技法を受け継ぎながらうつわが焼かれています。
今後も、集落の谷川でのんびりと陶土を突き続ける「唐臼(からうす)」のように、恵まれた自然環境の中で、
庶民の陶器の伝統を後世に伝うべく、長い歴史と伝統を守り続ける里として日田に生き続けることでしょう。
10月には【小鹿田焼民陶祭】も開催されます♪
この秋は是非、自然に満ちた美しい里【小鹿田焼の里】へ足を運ばれてみてはいかがでしょうか(*´ω`)
【小鹿田焼の里】
住所:〒877-1121 大分県日田市源栄町皿山
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